動画・メール相談 始めます

お声があったので、メール相談業務を開始しようと思います。

システムの構成や、長所短所、気になる部分などをお送りいただくのですが、

動画はあった方が良いと思います。

写真なども必要ですね。

ただ、動画について、条件指定をさせてください。

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iPhone/iPadで収録がベストです

外部マイクは使わないでください

スマホの電話番号に送っていただくか、Gmailの添付(googleドライブ)となります

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収録機材によって、音がかなり変わってしまうので、Appleで統一致しましょう。

お取引歴のあるお客様:5,000円+tax(税込5,500円)

新規のお客様:10,000円+tax(税込11,000円)です。

メールでお問い合わせください。

ご意見、ご要望について、出来そうなことは対応しておりますので、聞いてみてください。

試聴室コンセプト

GCW-Audioの製品を使うと、本当はどういう音になるか?の、確認場所です。

納品先によって音は違うでしょう。

それは当然ですが、その音が本来の意図かは、微妙に怪しいところがあります。

別枠で、出張の「オーディオ音響調整業務」があるのですが。

試聴室での音は、プレイヤーとDACを変えたら、大幅にレベルアップするのは確定事項ですが、

敢えて致しません。

試聴室がこの音なので、お客様宅では、低域も中域も高域も情報量も、全てにおいて上にならなければおかしいし、

上になるという前提で、試聴室の音に制限をかけています。

十分、ハイエンドシステム並み以上にはなるので、キリのいいところで調整しているという意図があります。

「あれ?うちの音おかしいのでは?」と、感じた段階で、システムに問題を抱えていると考えるのが合理的判断となるでしょう。

他社さんは、「最高の音を作って、客に売りまくろう」のスタンスで試聴室を作りますが、

どんぐりの背比べなので、私どものコンセプトは、その逆と致しました。

メール相談や、動画を送ってもらって、という業務も始めようと思いますので、

次の記事に、さわりを書いていこうと思います。

例えば、鼓動

聴診器ではハッキリ聴こえる心臓の鼓動

風呂に入れば、拍動が水面を揺らすのも事実ですが、

同時に空気中も揺れているんです。

だから、遮音されたレコーディングスタジオでも、静寂にはなりません。

「人が存在していることによる、鼓動、拍動」が音として本当は収録されています。

自然界でも木は水を吸い上げ、耳を付ければ木の音が聞こえます。

これが「音」であり、「背景、周囲の音」なんです。

「透明感」ってありますか?

無いでしょう。

それが大前提。

この業界は、色々とおかしいんです。

オーディオ業界詐欺まみれ

ちょっとマジな話を書きます。

コンサートやホール、ライブ会場に「透明感」は無い。

暗騒音や雰囲気はあるよ。

「透明感」ってあるの?

会場にあるのは、大量の(ハウス)ダストです。

舞台の上に立ってみたら、光源に照らされて分かるだろ。

何百人という空間の中で、「透明感」なんてまず無いんです。

オーディオで透明感と言ったら、まず見当違いの指標なんです。

誰もいない修行系の山のテッペンとか、静寂さはありますよ。

ただ、それでも、下界の音は若干聞こえるし、登山者の声が聞こえることもある。

地球上で透明感を感じる場所は、限りなくゼロに近い。

まず、これが大前提です。

試聴室のSP選び

実は、試聴室のSP選びには理由があります。

昨日(日が変わったので一昨日)、「DS-4NB70買いましょうよ」と言われたのですが、

まあ、それもハードなSPなので一考であり、

「DS-4NB70があまりに鳴らないから」GCW-Audioのアンプに期待されて納品に至るケースが、結構あるんです。

SP全出荷台数の1%は十分超えてますよね。今は5%は無いけれど。

30%くらいのシェアを占めれば、「おお!めっちゃいいSPやん、買ったよかった!」と、SPに対するイメージが刷新されるのは明らかです。

GCW-Audio試聴室のSPには、悪名高いSPであるPMCを使っています。

MB2, BB5ではなく、

「トールボーイでありながら、低域スカスカで量感なくて、高域キンキンで、中域は存在しないという最悪な機種」です。

ちゃんと駆動すると一変するのですが、市場イメージは最悪のはずです。

良い音で鳴ることは、まずありません。

高校生のバイト代で買える程度のプレイヤーと、

評判の悪いスカスカキンキンのSPを、

普通の11畳の洋室で鳴らそうという試聴室です。

条件としては最悪ですよね。

で、音は、現行のハイエンドに余裕で勝てます。

そのコンセプトこそ、「アンプ勝負」であり、

アンプがダメなら、一発でアウト判定を喰らう実力勝負です。

おそらく、皆さんが「音がすごく良いと言われてきたオーディオシステム」や、

「ハイエンドオーディオ」でも体感したことのない領域の音域で埋め尽くされるものと思います。

低域〜中域〜高域の、正しい駆動をご体感いただければと思います。

Spec.C以上を使用されれば、お客様のシステムでは、これ以上になる可能性ばかりが秘められています。

オーディオの部屋

部屋にかかる金は、リアルに1000万

1000万ないやつは、オーディオで良い音を聴く資格は無い

暗にそう言っている

ハイエンドルームに通してくれなかったり、客の振り分けは明確だろう。

そこで、彼らの目線から見る「貧乏人諸君」に対して、「貧乏人用」のオーディオの楽しみ方も提供してくれている。

優しい販売店と、優しい業界は、それを暗に隠して、カースト制度を美化する術に長けている。

初めに言う。これは本当のことだ。

ハイエンドオーディオシステムに、F特の調整は不要だ。

全ての音域が完璧に出る能力を備えている。

業界は、「貧乏人諸君」からも、チマチマと金を巻き上げる方法を考えてくれている。

部屋を良くしよう、という名目で、1商品 数千円〜数十万円までのルームチューニングアクセサリーを用意してくれる。

これも積もり積もれば、100万を超えそうだ。

500円貯金のようなもので、微々たる課金の蓄積が、目を剥く金額になる。

グライコ、F特調整系のデバイスもそうだ。

ハイエンドオーディオには必要のない、明確に言えば「不要な商品」。

「貧乏人向け」だ。

優しい業界である。

上を望めるように錯覚させて、実は、ほとんど意味のない商品を売りつける。

もう一度言う。それらは、ハイエンドオーディオには不要な商品なのだ。

ハイエンドオーディオの客層には不要で、ハイエンドオーディオを買えない、業界の定義する「貧乏人諸君」から、

微々たる蓄積で多額の金を巻き上げる、不要な商品である。

石膏ボードもそうであるが、「刷り込み」から始まる。

刷り込んでいるのは誰か?「ハイエンド客」と「それ以外の貧乏人諸君」を振り分けている、業界側の集団だろう。

石膏ボードが音に悪いという知識だけ持たされて、石膏ボードの重さ、質感、誰も知らない。

悪い石膏ボードの害を減らす為に、ご丁寧に用意された商品群。

おかしいと思わないのか。

余談であるが、本が多い人。

僕の場合は、本と論文が400〜500kgある。木造には置けない重さだ。

鉄筋コンクリートなら室内に置ける重さでもある。

音を鳴らす部屋の壁面に棚陳列で良い。

ぶっちゃけ、質量がある本の塊は、遮音性が結構いい。

ゴミな本なら処分すれば良いが、必要な本なら壁面陳列でいい。

日常生活も踏まえ、柔軟に考えた方がいい。

こういうことを書くから、業界から嫌われ、目の敵にされる。

何か間違ったことを言ってるか?

お前らが姑息なんじゃ、ボケ!と、言葉には出さないが、内心思っている。

エージングソフトでアンプ損傷

ヒューズが切れた等の故障ではなく、音声出力異常という種類のものです。

原因は、「エージング音源」で確定だと思います。

さて、そのトラブルシューティングのご紹介です。

症状:片方のchの音量が異常に小さくなり、ガサガサ音がする。

破損箇所:ヒューズ抵抗断線

回路図をSMから引用します。

赤のヒューズ抵抗が切れました。

入力信号が入る「最初の段」なので、上流には音声信号に異常をきたす原因となる回路は存在しません。

オペアンプで何かが起こって、Vcc-の経路にあるヒューズ抵抗が切れた。

要するに異常電流ですね。

120%エージング音源が原因です。

オペアンプは新品の正規品を取っているので、原因とは考えられません。

「音が鳴らない、ガサガサする」状態で、Ver.UP依頼とともに入ってきた子なのですが、

音はクリアに鳴るようになりました。

もうちょっと不具合があるので、それの着手をして行きます。

有名どころのメーカーが販売しているエージング音源は、いくつもあります。

ただ、この破損具合を考えると、「音声信号として異常」だから壊れるんです。

エージング音源の使用は、絶対やめた方がいいです。

今回の損傷は、部位的にもハードなトライアルでは無かったので、費用の加算も軽微で済むと思います(今は)。

今回はこの部位ですが、パワー段の大電流を扱う場所でトラブルが起こる場合も、ゼロでは無いと思います。

というか、この損傷アンプは、Spec.Bなので、ほぼ純正の部品が多く使われている個体なんですね。

だから、「エージング音源は、強固で堅牢なプロ機をも破壊する」劣悪かつ凶悪な音源であるという事実を以て、

ご使用はやめた方が良いと書くことにします。

GCW-Audioでは、中長期的な損傷と、劣化の加速を考慮して、「エージング音源の使用を禁止」と致しました。

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試聴室 稼働

本日、部屋も中途半端ながら、試聴室は稼働しました。

コンセプトは、

・普通のリビングである

・プレイヤーもDACも、ほんまの安物である(プレイヤーは4万円切ってますから。それに未改造です。)

・SPも、それなりである(100万近いSP使ったら、良くて当たり前でしょう)

という「安物ですよ感」を演出しています。

今は、ケーブルも、

・Gen.1ですら無いし、

・市販品(の比較的安いの)ですし、

どこを見ても、いい音になるはずがない環境です。

逆に言うと、「アンプのガチ勝負」なんですね。

「アンプが全て」という世界。

イカサマ無し、実力主義、です。

4桁万円のシステムと、真剣勝負できますし、かなりの高確率でGCW-Audioの方が上になります。

このスタンスは、各機器ごとの価格も音質も、絶対お客様宅の方が上なので、

「普通に鳴らせば、GCW-Audio試聴室よりも上になる」ことを意味します。

本当は、30畳くらいは必要で、爆音で駆動させると凄いのですが、

敢えて普通のリビングにてチェックできる環境をお作りしたという次第です。

今は、壁の厚み(土材)もちょっと薄いので、もう一層やり直ししなきゃいけないし、

表面処理もしていない状態なので、部屋の音的には(良くて)50%くらいかと思います。

まあ、まずまずのスタートでしょう。

恥ずかしながら、使える部品・使えない部品など、ぐっちゃぐちゃになっていて、

この機会に、整理して部品庫に収納しましたから、丁度よかったです。

「エージング音源」はアンプを壊しますね。苦笑

Ver.UPで来た子です。

まだ「代替トランジスタ」のオプションが無かった頃の個体です。

エージングソフトを普通にお使いだったとか。

音が小さくなって、Vol.MAXでも微かな音量でガサガサ言ってるサウンドに変貌したそうです。

原因ですが、ヒューズ抵抗切れてました。

周囲のトランジスタも怪しいと思いますが、数値上は激ヤバでなくても、このアンプの場合は、数値は参考になるかならないか程度の指標にならず、正直そこまで確証とってないので分かりません。

たぶん、トランジスタもイカれ(かけている)と思います。

エージング音源は、アンプを壊しますね。

実際は、そういうものなんでしょう。

あとで、リレーの電極も載せますが、電極も汚れるし、24時間通電にも、連続エージングにも、何の意味もありません。

「寿命が縮む」意味はあるだろうけれど。

というわけで、トランジスタのオプションは必須でお願いいたします。

安心と良い音の為に。

修理とVer.UPも完了した(かも)という段階に入りましたので、これでSpec.Dが世に一台増えたということです。

ありがとうございました。

次世代の考え方

GCW-AudioのGen.1(generation)が表に出てきた今、

考え方について、一度しっかり明示したいと思います。

・嫌な音、耳につく音は、システム側の問題である。

・それを、制振系で押さえ込むのは、従来の考え方である。

・嫌な音や耳につく音は、製品固有の問題である。機器やアクセサリーによる欠陥が露呈した。

・機器やアクセサリーが万全であれば、嫌な音は発生しない。

・すなわち、何ら押さえ込む理由もなく、自由溌剌と駆動できるわけです。

・音楽の本質や感動、並びに聴いて満足を得るに当たり、溢れるような躍動感が発揮されてこそ、本来の姿です。

・Spec.C以上のアンプは、本当に自由で、アンプ自身が音楽を楽しむように鳴らします。

・いわば、それが本来の姿であり、今までのオーディオシステムの音は虚像であった。

・Spec.Cは、音楽の楽しさと、正常な温度感を基礎に実装しました。

・Spec.Dは、情報の多さを引き出すことで、本来のライブ環境やコンサートホールの「そのもの」を実在化する基礎を作ります。

・Spec.Gagaは、すべての条件が整ったら、歌手や奏者本人、劇団、そして観衆を丸ごとリスニングルームに持ってきます。音楽を鳴らす、その時だけ、あなただけの贅沢です。

・オーディオアクセサリーは、まず基本は全部外しましょう。絶対にネガティブなヤツが潜んでいます。

・根暗なアクセサリー、陰湿なオーディオアクセサリー、たくさんあります。聴いているうちに、何度も経験するうちに、確信してきます。私が何を言っているのかを。

・吸音材もそうです。今までは「低域を吸う」「高域を吸う」ものばかりでした。これからは、「特異的に不要な帯域を吸う」ことが重要です。具体的な数値は書きませんが、明らかに、エンクロジャーの中にあっては困る周波数があるんです。

・根本的なオーディオシステムの欠陥に対し、対処的なアクセサリーを使い、改善させてきたつもりの世界です。それは・・・20種類も30種類も言われるがまま薬を飲んでいる方と同じですよ。適切に対処すれば、内服薬は3種類くらいで済むのではないですか?

これが、Gen.1の考え方です。今後の基礎となるものです。