空間が変わる瞬間

Spec.C以上で判明することなのですが

Spec.Dでは、さらに顕著に現れます。

1)部屋の影響を受けにくい(ほぼ受けない)

2)曲が変わると、空間が一変する

これ不思議な現象ですよね。

1)は、ちょっと不思議です。

2)は、よく考えると当たり前のことなんですよね。

考察なのですが、

1)に関しては、ドライブ側の力量でしょうね。

ソプラノ歌手が一流でも、ホールの出来が悪いと、声が客席まで届かないんです。

超一流なら、なぜか届いてしまうかもしれない。

そんな感じでしょうか。

基本的な大原則を言いますね。

歌手が一流でも、舞台の背面が吸音されていると、「声が届かない」「歌う本人は、声が出しにくい」現象が起こります。

力量の95%を吸われるような感じでしょう。

もし、力量が1000%だったら、95吸われても、905残ります。

こういうことなんでしょうか。仮説ですが、現象は事実です。

2)直接音と間接音とハーモニー、残響に、高調波(倍音)、複雑に絡み合うと「特有のホールの音」が作られます。

曲が変わると、空間が一変するのは当たり前ですよね。

当たり前だけど、どこのメーカーでも出来なかった。

つまり、当たり前だけれど、超難しい項目なんでしょう。

ネットワークオーディオの「なんとも言えない着色」

実は、これが耳について導入を躊躇っている。

もっとも部品代と、研究費に使った金額がデカすぎて(不良率ほぼ100%)、それが効いている影響も大きいのだが。

トランジスタも4桁(1000個超)を捨てている気がする。少なくとも、500個程度では収まらない。

20万円分、部品を入手して、2週間ほどで使い切り全滅、これを繰り返した。

その結果、代替トランジスタ(普通は、絶対見つからないよ)も含め、大幅な音質向上を得ることが出来た。

さて、ネットワークオーディオに主体が移る今、どうも「ネットワークオーディオの高音質」という話が、超眉唾に思えて仕方ない。

初めに抱いた疑問は、

とあるIから始まるネットワークオーディオ系のNASだったかな?

高音質と皆が絶賛し、市場でもユーザーたちが褒めるのだが、スッカスカの透明感(前に話した、透明感の嘘というテーマ)なのだ。

その後に、金になると踏んだ各社が、オーディオ用の通信機器に着手した。

全滅だった。

根本的な違いとして、「良いハイエンド」には、低域も中域も充実して、高域は自然に上まで伸びきって、情熱を感じるものだが、

ネットワークオーディオには、それがない。

darTZeelに備わっている、それが無い。

NAS機能でCD音源を蓄積できて、スマホで音量調整ができるTechnicsのSL-G700(Mk2)

https://jp.technics.com/products/sl-g700m2

これが音質面でも、今でも日本トップだと思う。

最新のエソのプレイヤーとDACとクロックで1500万円するアレは、聞いて唖然とした。

何かを間違ったのだろう。

問題なのは、ユーザー層が、「ハイエンドのおいしさ」を理解していないことにある。

車で言うなら、軽スポーツで満足する感じ、スイフトスポーツこそ史上最高みたいな。

見下すつもりはないけれど、カテゴリーの違いは現実を見た方がいい。

メルセデスのSクラスもそうであるし、レクサスのLSも、凄くいい。

250kからでも加速力が衰えないALPINAのB7 Biturboも凄まじい。

ハイエンドの備える、気品と内に秘めた爆発的な力、圧倒的な能力。

これはオーディオシステムにも言えることで、ネットワークオーディオの全般には、今はまだそれが無い。

困ったことに、スッカスカなんですよ。

余談ですが、ネットワークオーディオに移行して、CDをちょっと聴きたいと思っている方はおられませんか?笑

めっちゃ安くて良いCDPがありますよ。笑

流石に価格的にDACは優秀では無いらしく、トランスポートとして使用するなら、かなり良い選択肢です。

単品のDACがあること前提です。

試聴室には常備していますし、お取引歴のあるお客様にはこっそりお伝えするかもしれません。

ここには書けません。笑

音の雰囲気と温度感

Spec.Bは、今はもう存在しない。

存在価値が無いから、無理矢理にでも作る意思と、部品集めをする価値もないと考えている。

Spec.Bは、darTZeelとFM Acoustics、1+1=2の姿となった。

どちらか一方でも正直言うと足りない。

darTZeelは「熱い駆動力」

FM acousticsは、「雰囲気と気品」

両方を足すと、いい塩梅になる。

生の音は、「熱い」。

温度感が高いはずなのだ。

ライブ会場などは、物理的に暑い場合もあるが。

ハイエンドでも、血が通っていない音というのが本当に多い。

本来ならば、ハイエンド価格帯は、それも出来て当然だと思うのだが、そうではないのが現実。

製品が酷い場合は、「あってもなくても、どちらでも良い」という感覚を持つ場合がある。

例えば、SWで「空気感を感じさせるだけのSW」なら、あってもなくても、どちらでもいいだろう。

ある日壊れても、ほとんど気付かないと思う。

その程度の製品は、その程度にしか意識下に入らない。

おそらく、脳の構造上、「どうでもいい」と認識するからに他ならない。

欺瞞と詐術が当たり前となっている業界の中では、自分の感覚が懐疑的にすら思えてくる。

長い年月をかけ、洗脳されている状況に近いことに気付くべきだろう。

一つは、「価格と音質の対価としての相場」という刷り込み、

一つは、「生の音と、不完全な擬音の違い」について、疑いの心を失わせる為に洗脳、

いつしか音の評価に対して、誤った基準を指標とするようになる。

生の絶妙な伸び方

生で最も違う部分、それは高音域の伸び。

生のソプラノ音域は、オーディオシステムで生の通りに再生されることは、まず有り得ないと断言して良い。

何故だか、オーディオシステムになると、どれだけ高額で、どんなにワイドレンジであっても、

1)本来の声通りに上まで伸び切らない

2)耳に刺さる

という2つの現実にぶち当たる。

これが普通になるにつれ、オーディオで聴く音が、正しいように錯覚してしまう。

おそらく、単純に

「刺さらず、上まで伸び切る」ことが難しいのだろう。

もし「生演奏の高域は耳に刺さる」と感じる方がいるのであれば、

よほどホールが悪いか、よほどど下手くそか、または耳に潜在的な何かを抱えている可能性が高い。

強いて言うなら、生演奏で「耳が痛い」と感じる時は・・・

プロがグランドピアノでffを弾く、その時、奏者に付くくらい真後ろにいる時くらいである。

その時の音の大きさは、110dBを超えてくる。とてつもない爆音だから。

High-end project AmpのSpec.Cフルオプションあたりで、生と同等の音域まで伸びる。

Spec.D/Gagaは、考えも及ばない領域まで伸びる。

音として見れば、Spec.Cで生と同じ領域まで伸びるけれど、Dになると爆発的に潜在的情報量が増えることで、

伸び方の中にエッセンスが増える。

僕は、ハイエンドオーディオの価値も、価格ほど無いと考えるようになってきた。

WadiaとFM Acousitcsで鳴らしても、情報が全然足りないのだ。

「仮装GND」

紛らわしいけれど「仮想」ではなく「仮装」です。

つまり、「他のものの姿をして何かを欺く」という商品です。

何を欺くのでしょうか?

実は明確な理由があって、欺く対象はあります。

まあ、眉唾なので公言は出来ないかなぁ(笑

試しに試みてみたところ、効果があって、X氏も確認して、

色々プロセスを経て、効果確認OKという流れでの販売となります。

見た目は金属板なので、価格を抑えています。

機器の台数分お使いいただけます。

クリックポストで発送となる商品です。

新商品「仮装GND」

効果の確認が取れましたので、製品化致します。

商品名「仮装GND」

金属の円板の形状をした商品です。

オーディオ機器の下に設置します。

オーディオ機器に接触させる必要はありません。

オーディオボードやラックの上に置いてください。

逆に、機器天板の上に設置すると、サウンドステージが上下に圧縮されます。

つまり、効果は、「サウンドステージが上方向を中心に広がる」というものです。

価格は、見た目が金属の円板なので、1枚3000円+税(税込3,300円)です。

アンプのブラインドテストを全員拒否w

こんな有名な話ありましたよねw

僕らは、アンプのブラインドテストをすれば、99.9%正当しますよ。

公開ブラインドテストでも何でも、お呼びがかかれば参加しますけどね。

余裕で判別出来ますから。

これは、競うとか、プライドを賭けた争いとか、そんな話ではなくて・・・

能力の違いです。

その一言です。

事実

情報を全部引き出したら、ご家庭のオーディオシステムでも、

ライブ会場や、コンサートホールの残響、雰囲気、空気、熱気、

高い音から低い音までの全ての帯域、

全部が再生されます。

お使いの方は、気付いている方ばかりだと思います。

曲によって、ホールトーンが全く違うことを。

肉声と、ホールトーンが調和するし、分離して聞くことも出来ることに気付くでしょう。

ライブ会場の響き、コンサートホールの響き、教会の響き、誰でも認識できるほど明確に出ます。

本来は、これが出来て当たり前なんです。

出来ないから、透明感やら何やら、訳のわからん「現実には存在しない指標をでっち上げて」

あたかも素晴らしい製品であるかのように捏造する。

まさに欺瞞です。包み隠さず言えば、めちゃくちゃレベルの低い水準で各社PRして売り出している世界であって、聞けば聞くほど感化されて耳が壊れる世界です。
僕らは、元々、5歳くらいで絶対音感ついてますし、X氏はもっとその道の方ですから、楽器音や声がおかしかったら、すぐに気付きます。しかし、この業界の顧客の何割かは、基本となる絶対音感が無いのです。
だから、言いくるめて、洗脳して、騙しやすい。
気付くきっかけがあると、絶対音感に限りなく近いものは何歳になっても身に付きますから、正しい音に触れる時間があれば、判別可能な能力は自然と身に付きます。
そこに至るまでは・・・業界の「カモ」だ。
はっきり言おう。僕らは、絶対に買わない製品が普通に売れてます。「カモ」なんです。
音の判別が付かない人が、言いくるめられて洗脳され、変な指標を信じ込んで、良い音だ悪い音だと評価する。変なことなんですよね。

なんで分かんないんだろうと思うんですが、本人の心の持ちようだと思います。

「自分の耳は確かだ」

本当に・・・?

空気のような超低域が出るサブウーファー

思い出してしまいました。

今も現存する会社だと思いますが、その昔、「空気のように澄んだ本当の超低域を再生できるサブウーファー@50万円」という商品がありました。

「20Hzは音として聞こえない。空気感を付加するのが本当のサブウーファー」だとPRされていた気がします。

解剖学でも生理学でも耳鼻咽喉科でも、20Hzは聴こえるんですよ。

オーディオ業界では、聞こえないらしいです。笑

んな詭弁があるかい!という話なんですが、当時は集団催眠のようなもので信じてしまいますよね。

結論から言えば、20Hzは音としてしっかり聞こえます。

コントラバスが音として聞こえず「空気を震わせるだけ」とか、

パイプオルガンは聴こえないとか、

太鼓もスッカスカで音として認識しないとか、

そんなことは。あり得ないんです。

「中高域の透明感=情報量がスッカスカ」と書きましたが、

「低域のスッカスカ=能力不足で再生出来ないだけ」、

これが事実です。

めっちゃ簡単な話として、すごい透明感で、超低域の再生が希薄なら、情報そのものが大部分削ぎ落とされた状態なわけ。

すなわち、音として「ハイエンド色で、低域がちょっと少ない」という良い意味ではなくて、

「情報が全然再生出来ないから、変な音にしかならない」と、それが事実になります。

物は言いようですが、「変な音」を「変な音」と指摘する人が、ほとんどいない。「透明感」って何ですか?「空気のような超低域」って何ですか?新手の宗教ですか?

この構図が集団催眠そのもので、変だと思いますけどね。

スッカスカの代名詞

昔話です。

今も現存する大阪の超有名販売店のチューニングモデルのアンプで鳴らすPMC

音を思い出してください

スッカスカでは無かったですか?

では、イメージを当てはめてください。「透明感がある音だった」と。

これが真理なんです。

僕は騙されて買いました。

スッカスカのスイッチングアンプを。

低域も中域もスッカスカで、高域もさほど伸びず、実に透明感豊かな音色でした。

ほんま後悔したわ。

この「透明感」というフレーズは、とんでもないレベルの騙しフレーズの常套句だと感じていて、

透明感という製品は、確実にスッカスカなんですね。

補足すれば、dCSのようなあの空気感、透明感っぽいアレは、スッカスカではなくて、6k〜8kHzあたりを特徴的に協調すると、ああいう音になります。dCSは情報量多いからね、スッカスカとは無縁ですが。

この違いを混同すると、なかなか大変な誤解に振り回されて散財しますよ、というテーマで書いています。

それを作ったチューニング会社は、「それが情報たっぷりで生らしい」と感じられるようなので、

他人の好みにはケチはつけませんけれど、音としては酷いものですよね。

例えば、静かな静寂の限りのクラシック会場があるとします。一流コンサートホールです。

人の騒めき(鼓動、呼吸)に加え、空調の音が絶対に入るんですよ。

超低域や、中高域に被る反響音として。

消防法上、空調設備のないコンサートホールはありえないし、

設計に関わる法規でも、水準を満たす換気設備が常時駆動されているはずです。

「透明感」あるか?

どこに?

という話なんですね。

もうお分かりでしょう。詐欺のフレーズです。

ちなみに、ハイエンドメーカーは、音の色付けとして、透明感モドキの着色をしています。

人工的なカラーを付加することで、澄んだ音というアピールを植え付ける手法です。

なんとなく、ご理解いただけるでしょうか。

ちなみに、あの15万か20万か忘れましたが、あのアンプの代金に関しては、いまだに少しだけイラッときます。

無駄金でした。騙されました。