ヒューズが切れた等の故障ではなく、音声出力異常という種類のものです。
原因は、「エージング音源」で確定だと思います。
さて、そのトラブルシューティングのご紹介です。
症状:片方のchの音量が異常に小さくなり、ガサガサ音がする。
破損箇所:ヒューズ抵抗断線
回路図をSMから引用します。
赤のヒューズ抵抗が切れました。
入力信号が入る「最初の段」なので、上流には音声信号に異常をきたす原因となる回路は存在しません。
オペアンプで何かが起こって、Vcc-の経路にあるヒューズ抵抗が切れた。
要するに異常電流ですね。
120%エージング音源が原因です。
オペアンプは新品の正規品を取っているので、原因とは考えられません。
「音が鳴らない、ガサガサする」状態で、Ver.UP依頼とともに入ってきた子なのですが、
音はクリアに鳴るようになりました。
もうちょっと不具合があるので、それの着手をして行きます。
有名どころのメーカーが販売しているエージング音源は、いくつもあります。
ただ、この破損具合を考えると、「音声信号として異常」だから壊れるんです。
エージング音源の使用は、絶対やめた方がいいです。
今回の損傷は、部位的にもハードなトライアルでは無かったので、費用の加算も軽微で済むと思います(今は)。
今回はこの部位ですが、パワー段の大電流を扱う場所でトラブルが起こる場合も、ゼロでは無いと思います。
というか、この損傷アンプは、Spec.Bなので、ほぼ純正の部品が多く使われている個体なんですね。
だから、「エージング音源は、強固で堅牢なプロ機をも破壊する」劣悪かつ凶悪な音源であるという事実を以て、
ご使用はやめた方が良いと書くことにします。
GCW-Audioでは、中長期的な損傷と、劣化の加速を考慮して、「エージング音源の使用を禁止」と致しました。

