修理について

修理について

当方が出荷したアンプ・お受けするアンプの修理全般について、次のようにお願いしております。
おおまかな費用は技術料だけで、数万円以上となり、損傷の度合いによってはさらに費用がかかります。

それ以外に運送費等の諸費用も必要です。原則として完全動作品をベース機に使用いたします旨を記載しておりますが、稀に重度の故障品をお送りいただく方がございます。修理に要する時間を含まない工数設定をしておりますから、多くの時間を割く場合、時間工賃で修理代を加算させていただきます。

アンプは、ヤマト運輸の「パソコンボックスE」またはそれに準じる方法で発送をお願いしています。
運送会社での利用には、荷物の損傷リスクがつきものです。送り主は「破損しない梱包」をしなければなりません。精密機器の場合、原則として購入時の箱一式を用いた梱包だけが補償されます。梱包不備による破損が相次ぐと、運送会社が荷物の引き受けを拒む結果に繋がります。そのためパソコンボックスの利用を原則としております。また、天変地異による損傷は、一般論として補償の適用外です。お手数ながら、発送元〜到着先までの気候天候をご参考になられて、無事に届くようご配慮を頂けますようご理解ください。

修理では、当アンプは構造が複雑で工数がかかります。実際のところ修理に着手して直るまでの間は故障のエリアが確定致しません。広範囲にわたる場合もございます。一部部品は代替品となる場合があります。

お預かり可能な日時をお知らせいたします。着手時期になりましたらご連絡を差し上げますので、お送りください。

作業期間については、細かい設定はいたしません。最短でも1ヶ月以上といった月単位での設定となります。あまりにも困難なケースでは、一年を超える場合もございます。部品の入手、適合性の問題などをクリアする時間も必要です。

修理には、稀に治せないケースがございます。その場合でも費用は請求いたします。修理にかかる時間に対して御支払いただいているものと考えております。従来のように、パワー段ショート、パワートランジスタ全滅、プロテクトが解除されない等の機種をベース機としてお送りいただいても、無償で修理サービスをお受け出来るような経済状況ではありません。完全動作品をベース機として改修する前提の工数設定となっており、完全動作品において適切な範囲内の利益が確保されるシステムです。アンプと一言で括りましても中身は千差万別です。半日あれば組めるアンプもございますし、100時間を軽く超えるアンプもございます。当アンプは後者に属しますから、修理に要する時間が異なります。ご理解ください。